「ディエゴ・デ・アルマグロ クリアンサ」。本日ご紹介する、スペインの赤ワインです。ラベルのデザインを見ていただきたく、いつもより拡大した写真になっています。
名前にある「ディエゴ・デ・アルマグロ」とは、ブドウが栽培されている地方の主要都市アルマグロ出身の人物。16世紀、海を渡りヨーロッパ人として初めてチリを発見したことで有名なのだそうです。このイラストの人物は彼なのでしょうか。
・・・失礼いたしました。ついつい、ワインのラベルや名前の由来に興味がいってしまいました。肝心の、味を紹介します。
六か月の樽熟成・十八か月の瓶熟成を経て出荷される、濃厚ながら落ち着きのあるフルボディ。輝くルビーの色合いと、バニラを思わせる香り、なめらかな味わい、豊かで長い余韻。生ハムや飯村牛のステーキによく合います。
歴史をたどり、昔に思いをはせ、あらためて今を見つめる・・・ そんなふうに秋の夜長を過ごすのもいいですね。