三浦では多くのビールに専用グラスをご用意しています。そうでないときは専用グラスになるべく似た形のグラスでお出しするようにしています。アルコール度数の高いトラピスト、アヴィビール系は口の大きなグラス、ピルスナーなどは細いグラス…昔先輩に聞いた話ですが、当店の変わったグラスNo.1のベルギービール、「パウエル・クワック」などはそのフラスコ型を気にいったお客様が持って帰らないよう、片方の靴を預かってからお出ししていたそうです。(マスター注※…当店のことではありません。当店では両足に靴を履いたままパウエル・クワックをお飲みいただけます!)
「では、いったい何故専用グラスがあるのでしょピポーン!おっとマスター選手、さすが速い!巨体をものともしない、軽快で鮮やかなタッチだーーッッ!年長者の貫禄を見せつけてきます!では、回答をどうぞ!
「ビールの楽しみ方に合わせているため」!そう、度数の高いビールは広い口から香り立つその豊かな香りを楽しんでもらうため。ピルスナーなどは開けた瞬間の鮮度を保てるよう、なるべく細い口で空気に触れないようにするため。
こちらのドゥシュス・ブルゴーニュは香りが内側にふわりとこもるように上に行くにつれて丸くなるようなフォルムをしています。すごい!こうしてよく見るとビールの味わいに合わせてよく考えられているんですねえ。
そういえば、ドゥシュス・ブルゴーニュで検索すると三浦のブログがトップに出てくるんです。「おおっ、ついに三浦ブログが天下をとったか…!?」と思ったのですが、どうやら世間では「ドゥシェス」「ドゥシャス」で表記ゆれがあるよう。今日瓶の裏側を確認してみたら「ドゥセス」と書いてあって、新たな派閥の登場に動揺を隠せないアルバイトのZでした。