ビールと温度

こんばんは、たいしょーです。

先日、個人的に嬉しいことがありまして、日本酒を買って友人と呑んだくれてました。

吉田蔵と梅乃宿の夏限定醸造酒を買ったのですが、どちらも味わいに特徴があっておいしかったです。

そう言えば日本酒は、呑む時の温度によって味わいが変わりますよね。

冷やして呑めばすっきりとして、常温で呑めば日本酒の味を楽しんで、熱燗で呑めばより香りと味が開く・・・。

日本酒にも良い温度がそれぞれあって、その温度にすると最も香りと味が引き立ちます。

 

ではビールはどうかといいますと、やはりビールにも銘柄やスタイルによって適正温度があります。

日本で一般的な苦みが強くてすっきりとしたピルスナータイプのビールは、

冷蔵庫で冷やしたほうがおいしくいただけるし、それが普通の飲み方ですよね。

一方で、トラピストやエール、ランビックなどのビールは冷やしても美味しいのですが、

ぬるめにするとより香りと味が濃く感じられます。

それにはビールの発酵工程に関係があるようです。

上面発酵、下面発酵、自然発酵の3種類があるのですが、この発酵温度はそれぞれ異なります。

トラピストやエールをはじめとしたビールは20℃前後で発行する上面発酵で、

ピルスナーをはじめとしたビールは5℃という低温で発酵する下面発酵だそうです。

飲む時もその発酵温度と同じくらいの温度で呑むのが美味しいらしいです。

 

でも、パッと見て上面発酵か下面発酵なのかはわからないので、

アルコール度数が低くてすっきりとした味が特徴のビールは冷やし、

アルコール度数が高くて濃厚な味や華やかな香りが特徴のビールはすこしぬるめでいただく

という感覚で飲んでみるのもおもしろいかもしれません。

 

冷蔵庫で冷やしていないビールが飲んでみたい、というときは、店員にお声をかけてください。

しかしここまで書いておきながら、夏は冷えてるビールがおいしいですよね。涼しくなったらお試しください。

お酒は好きに飲むのが一番です。

素敵なお酒ライフを!

 

たいしょー


投稿日: 2015-08-13 — カテゴリ: トピックス — @miura-beer
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