おばんです。たいしょーです。
9月に入りまして、すっかり秋のような寒さが身にしみますね。まだ日中は半袖でも大丈夫ですが、夜は寒いですね。
あとしばらくすれば秋刀魚も旬を迎えますし、秋刀魚と一緒に日本酒をグイっと呑みたいなぁと思いながら晩酌をしてます。
さて、先日お客様から、「なぜレッドビールは甘いの?ぶどうとか使ってるの?」ということをお聞きされました。
レッドビールとは、ベルギー北部フランダース地方の西部に位置する西フランダース州で醸造される酸味のある赤褐色のビールのことです。
見た目がワインのようで、味も酸味が強く甘味も感じられ、普段飲んでいるビールの味とは全然異なっている、ユニークなビールです。
しかし、ベースとなるレッドビールにはフルーツは使用されていません。
どこから独特な酸味や甘味が生まれるのかというと、乳酸菌と酢酸菌によりもたらされます。
1次発酵はステンレスのタンクで行いますが、熟成は内側にコーティングのされていない巨大なオーク樽に移され、長期熟成(半年~数年)します。
これにより、カラメル、タンニン、酸味等のフレーバーがビールにもたらされるとともに、オーク樽内にて形成された乳酸菌と、樽に付着している酢酸菌が混ざり合い、複雑な酸味が生まれます。
ローデンバッハ・グランクリュ、ローデンバッハ・クラシック、デュシュス・ブルゴーニュです。
いづれもベルギーのレッドビールですが、飲み比べなども面白いかもしれないですね!
酸味があるので、チーズと一緒に食べるのもいいかもしれません。
ユニークなビールたち、是非一度ご賞味ください。
たいしょー