三浦飲食堂では「ビールにするかワインにするか」と悩む人が少なからずいるのでは、とひそかに思っています。そう、まるでライフカードのように!「ビール」「ワイン」という選択肢(もしかしたら焼酎も飲みたいかもしれませんが)を見つめ、「どうする、どうする、俺!」と。人生では実に多くの選択を迫られますね。たけのこの里を選ぶかきのこの山を選ぶか、犬が好きか猫が好きか…両方選べたらいいのですが、そうもいかないときがありますよね。
本日紹介するビールには、憂いを帯びた瞳の美しい女性が!この美人、実は私ではありません。このビール「ドゥシュス・ブルゴーニュ」は「ブルゴーニュ侯爵夫人」という意味で、ブルゴーニュ侯爵夫人メアリーをモデルにした絵がラベルに描かれているのです。ベルギーのフランダース地方に伝わるレッドビールの中でも特に素晴らしいと言われる逸品で、なんといってもブラックチェリーやパッションフルーツのような素晴らしい香りが特徴です。酸味を連想させる果実の香りがありますが、それほど酸っぱすぎず、オーク樽で熟成させたことによる酸味と優雅な甘味が上品に調和しています。まるでワインのような香りのよさと上品さで、女性のお客様から特に人気があります。
ワインをしっとりと飲みたいけれど、ビールをごくごくと気軽に飲みたい…そんなときに両方の良い点を兼ね備えたドゥシュス・ブルゴーニュはいかがですか?苦いのは嫌だけれど、ジュースのようにただ甘いだけのもちょっと…というお客様にも!あらゆるニーズにしっかり対応しているこのビール、上品なのにしっかり者だなあ、と心から尊敬するアルバイトのZでした。