お久しぶりです!ヒロシです。近頃すっかり秋めいてきましたね。さて、本日は前回に引き続きビールの疑問を追及します。当店でアルバイトを始め2年が経過した私ですが、お恥ずかしながら「ランビック」と「レッドエール」の違いがいまいちよく分かりません。どちらも酸味のあるビールで、熟成させたものだったはずだけれど…。ということで、調べてまいりました。
ランビック:大麦麦芽と生小麦(麦芽になる前の小麦)をブレンドし、空気中の野生酵母により自然発酵させて造るビール。数年間の熟成を要する。ブリュッセル西南部で醸造される。独特の香りと強い酸味が特徴。代表的なものに、グーズ(新酒と古酒をブレンド)、ファロ(甘みをつける)、クリーク(チェリーを漬け込む)などがある。
レッドエール:オーク樽で熟成させて造るビール。西フランダース州で醸造される。時に”深紅”とも表現される、赤みの強い茶色をしている。酸味とフルーティな香りが特徴。ブラウンエールと似ており、明確に区別されない場合もある。
ということで、その違いは①材料、②醸造の工程、③醸造される地域、にありました。しかし、どちらも酸味があり、フルーツを漬け込んだフルーツビールが存在するなど、共通点も多いようです。
酸味のあるビールは苦手、という方もいらっしゃるかもしれませんが、この酸味と複雑な香りに魅了される方が多いのもまた事実。三浦飲食堂にお越しの際は、ぜひご注文下さい。